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アラサーの既婚男性です。仕事の傍ら、気ままにブログを書いています。

「恋人との別れ」を考えたときの心得

今回は、「別れ話を切り出す側」のお話です。

これまで何度か別れを経験してきた私のエピソードも踏まえて、お話しできたらと思います!

別れ話をする前に

「恋人との別れ」ってとても重いですよね。 「別れ」を選択しなくて良い関係性が維持できるのであれば、それが一番ですよね。

一方で、なんらかの理由で「別れ」を決意する場合もあるでしょう。 私の場合、直近でお別れした方は将来を考えることができないという理由で「別れ」を決意しました。

相手の方は、これまで少なからず愛情や敬意の念を持っていた相手だと思います。 そのため、別れ話を切り出す前には「一時的な感情に流されていないこと」を確認しましょう。 落ち着いて考えを整理するためには、以下が有効だと思っています。

● その日のうちに決断しない

買い物でこのような経験をしたことがある人は多いのでは無いでしょうか?

アパレルショップで洋服を見ていると、なんかすごく魅力的に感じるシャツを見かけ即購入。何度かはお気に入りとして着てみるも「他の服と合わせづらいな」「自分ってこういう服のイメージじゃ無いよな」となり、全く着なくなってしまう。

一時的な気分に流されてする行動が全てダメというわけではありませんが、「別れ」に関しては一旦立ち止まって考えるのが良いと考えています。 洋服のように「今日買わないと売り切れちゃうかも」はありません。 どちらかが別れを切り出すまで、関係性は続いていくでしょう。

そのため、一定期間は考える時間を設け「なんで自分は別れたがっているのだろう?」「その理由は本当に相手に問題があるの?」など気持ちを整理してみましょう。

私の場合は、3ヶ月くらいモヤモヤと考えました。 3ヶ月も考える必要はないと思いますが、相手との話し合いの際に確固たる自分の考えを持てることに加え、今後付き合う際の判断基準がより定まったように感じています。

● 夜に決断しない

人間は夜に思考力が落ちるため、夜の決断はやめた方が良いと言われています。 そのため、考えを整理するのは可能であれば朝や日中など、まだ頭が疲れていないうちに時間をとってみると良いでしょう。

また、考えを整理した後でも、夜に話し合いを行ったりメッセージを送ったりすると、図らずも口調が強くなってしまったり、嫌な言い方をしてしまうことがあります。 そのため、可能であればなるべく朝から日中に行動することをお勧めします。

私は夜に理詰めをするようなメッセージを送ってしまったことがあり、読み返して反省しました。。

● 一人で決断しない

自分一人でよく考えることは大切ですが、どうしても考えが凝り固まってしまうことがあります。 そのため、可能であれば友人や知人などに話をしてみて、新たな角度から考え直す機会を設けてみましょう。

アドバイスなどをもらうこともあるかと思いますが、それを鵜呑みにする必要はありません。 あくまで参考程度に聞きつつ、自分の考えを改める材料にするのが良いと思います。

私の場合は友人に話し、共感されつつ、自分のよく無い点も指摘を受けました。 考えを整理する際の材料が増えたことで、より自分の「別れ」という決断に自信を持つことができたと感じています。

別れ話の切り出し方

自分の中で「別れよう」と決意が固まった場合、いよいよ別れ話を切り出します。 非常に緊張すると思いますが、自分の人生です。新たな自分の人生を歩み出すために勇気を持ちましょう。

私の場合は、一人暮らしの私の家で切り出しました。時間帯は昼でした。 二人だけの空間明るいうちが良いと思っています。

別れを切り出す側は気持ちが固まっているためどこでも良いでしょうが、相手は青天の霹靂、感情をコントロールできないこともあるかと思います。 そのため「二人だけの空間」の方が、何かと周りの目を気にせず話を進めやすいのではと感じています。 「明るいうち」は先述の通りです。

一方で、女性から別れを切り出す場合、二人だけの空間だと少し怖いと感じてしまうケースもあるかと思います。 その場合は、広めの公園で間隔の空いているベンチなどが良いのではと感じています。

私は昔、別れを切り出されたことがありますが、密集したカフェで切り出されたため、「隣の人にも絶対聞こえているよな」と非常に話しづらく感じました笑

また、別れ話をする際は相手のことを考えて言葉を選びましょう。 「ちゃんと気持ちを伝えること」と「言葉を選ばずに伝えること」は別物だと思います。

伝え方次第では、相手に対して今後恋愛が怖くなってしまうような不要な傷を与えてしまうこともあるでしょう。 別れ話をする目的は相手を傷つけることでは無いはずです。別れることです。

もちろん、「別れる」が相手にとって嬉しく無い場合(大抵の場合はそうだと思います)、「なぜ別れないと思ったのか」「もう気持ちの整理はできている」などの話は耳を塞ぎたくなることでしょう。 しかし、伝え方の配慮はできるはずです。 これまで大好きだった相手、最後はしっかりと敬意をもって向き合いましょう。

私はこれがある程度できたのか、今でも良好な関係性を築けていると感じています。

別れたあと

お別れをした後、友人などに「え!別れたの!?なんで?」など色々聞かれることも多いでしょう。 そんな時「相手のここが嫌でさ〜」や「ほんとスッキリしたわ」など自慢武勇伝のように話すことはやめましょう。

客観的に考えてほしいのですが、別れた後に相手のことを悪くいう人に対して良い印象を持つでしょうか? 「別に話てる友人と付き合いたいわけじゃないし」と思うかもしれませんが、その話がどこの誰に伝わるか分かりません。 「彼氏/彼女が友人の悪口を言っていて嫌になります」という悩みは珍しくありませんが、「誰かのことを悪く言う」という性格は好きな人ができたからすぐ切り替えられるものでもありません。 相手を必要以上に傷つけないためにも、そして今後の自分のためにも気をつけましょう。

また、大前提として、別れを切り出した側・振った側が正義というわけではありません。 別れ話において、切り出す側が主導権を握っていることが多いと思いますが、別れを切り出す側が「正しい」ということはないと思います。 世の中にはいろんな「正義」があり、「正義の反対派もう一つの正義」という言葉があるほどです。 そのため「いろんな考えはあるけど、今回自分は別れを選んだ」というスタンスでいるのが良いのではないかと考えています。

ここまでツラツラと私の考えを述べてきましたが、感想や相談などがございましたら、コメントにてお聞かせいただければと存じます(後々フォームのようなものも設置しようと考えています)。 また、あくまで私の一意見なため、参考程度にしていただけますと幸いです。

最後に、余談として私が直近別れた方とのエピソードを簡単に。

余談

これは当時私も相手も24くらい、付き合って2年ほど経った頃だったと思います。 私は将来「子供を産み育てたい」と思っていたため、付き合う相手とは基本的に「結婚」を視野に入れて向き合ってきました。その時のお相手も同様です。 ※ 「なぜ子供を産み育てたいのか」や「なぜ結婚という手段を取るのか」に関しては、後々機会があればお話ししようかなと思います。

しかし、「相手の友人関係が好きになれない(将来結婚したら家族単位での付き合いがあるかも)」「相手の親の考えに賛同できない(相手親との関係は想像以上に大切です)」「訳あって夜の営みが長らく行えなかった(繁殖を目的とする生物的に、本能レベルで魅力を失ってしまうそうです)」などの理由から、「自分の結婚相手はこの人じゃない」という結論に至ってしまいました。 また、相手が女性ということもあり「このまま付き合い続けて時間を浪費させるのは良くない(出産適齢期を過ぎてしまうなどの問題も含みます)」と考えたことも、決断を後押しした理由の1つです。

別れを切り出す前や切り出した場所などは先述の通りですが、相手のことを人として嫌いになった訳ではないため、まだ好きな人・傷つけたく無い人に対して別れ話をすることになり、切り出した私も涙が止まらなくなってしまうなど、カオスな空間になってしましました。。

そんなこんなでお別れをした私ですが、ちゃんと話し合えたことで今でも良好な関係性を築けていると感じています。 「普段よく会う」「今でもメッセージを送り合っている」とかではなく、「会ったときに険悪になることはない」という意味です。

加えて、別れる前にしっかり考えを整理したことで「自分が付き合う人はこういう人良さそうだ」と、自分の将来のパートナー像がよりクリアになりました。 事実、その後お付き合いした方と結婚することができ、現在も良い雰囲気の家庭を築けています。

別れは相手との関係性の終わりではありますが、相手の人生 / 自分の人生の新たなスタートでもあります。

なるべく良い形で新たなスタートをきるために、本記事が参考になれば幸いです。